第96回 防塵挺身隊 報告書 - 特定非営利活動法人 水辺基盤協会
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活動レポート

防塵挺身隊

第96回 防塵挺身隊 報告書

  • 日 時 :2022年1月22日(土) 午前9時00分~13時
  • 集合場所:土浦市蓮河原 霞ヶ浦河川事務所土浦出張所
  • 清掃場所:土浦市蓮河原霞ポートから蓮河原船溜まりまで
  • 参 加 費:500円
  • 参加人数:43名(軽トラック1台、2tダンプ1台、長熊手12本、
  • ゴミ回収バケツ25個、フェイスガード15個、ウェーダー5着、ライフベスト5着、工具一式)
  • 回収したゴミの量:可燃ゴミ(45リットル袋)76袋(ペットボトル950本を含む) 不燃ゴミ(45リットル袋)13袋(缶7と瓶6を含む) 尚、栄養ドリンク瓶は222本を回収。
  • 粗大ゴミ テレビ3台、農薬噴霧器1台、タイヤ6本、炊飯器1台、掃除機1台、ベッド1台、パチンコ台の残骸1個、収穫籠3個、牛乳ケース2個、ストーブのタンク1個、車止め2個、境界杭3本、蛍光灯と電球5個、ポリバケツ3個、魚捕り用の罠網2個、ビニール傘1本、船の先端1台、農業用マルチビニール残骸、薬品系危険物(薬瓶20本、注射器2本)
  • 協 力 :国土交通省霞ヶ浦河川事務所、国土交通省霞ヶ浦導水工事事務所、土浦市環境衛生課、土浦市環境保全課、土浦市環境基本計画推進協議会、高橋建設株式会社
  • 賛 助 :なし

2022年1月22日(土)、第96回 防塵挺身隊が土浦市蓮河原の湖岸線に出動しました。

迫り来るコロナウィルス・オミクロンの感染拡大で、開催を危ぶむ声も聞かれましたが、青空の下であること、手指の消毒を怠らない、マスクの着用を厳守して活動しました。また、清掃終了後の反省会も、密なることを避けるために中止としました。

この日、霞ヶ浦河川事務所土浦出張所の霞ポートに集まったのは43名の皆さんで、霞ヶ浦河川事務所、霞ヶ浦導水工事事務所、土浦市環境保全課、土浦市環境基本計画推進協議会、高橋建設(株)、そして我等が防塵挺身隊の面々でした。

霞ヶ浦の表玄関でもある土浦入りの桜川河口部の清掃は、毎年2~3回は行っています。上流から流れて来たり、土手の上からポイ捨てされたりと、ゴミの量が多いからです。この日もウェーダーを履いた水中班、ヨシ中に分け入る陸上班、車でゴミを運ぶ運搬班、集まったゴミを仕分けする分別班に分かれ、午前9時から清掃活動がスタートしました。

参加者の多くが、何度も参加いただいている方々なので、ゴミの回収も運搬も分別も、予想以上にスムースに行われ、予定時間内に終了することが出来ました。43名と言う大勢の参加、やはり人数は力です・・・を感じた第96回防塵挺身隊でした。

僅か2時間ほどで拾い集めたゴミは、可燃、不燃、粗大、危険物に分類して袋詰めにされ、可燃ではペットボトルが19袋で950本ありました。不燃は瓶と缶、その他の金属に分けます。さらに、瓶は栄養ドリンク瓶だけを別に数えます。220本を回収しました。

防塵挺身隊の活動は、行政や企業、民間団体が一丸になって行われる清掃活動です。今回も参加された皆様のご支援とご協力があって、大量のゴミを霞ヶ浦湖岸から回収し、無事に終了することが出来ました。心から感謝申し上げます。

流程64㎞の桜川河口に位置する霞ヶ浦河川事務所土浦出張所の霞ポート周辺は、桜川のゴミが流れ着く終着駅のような場所です。ここには、たった一握りの流域住民による悪意ある不法投棄ゴミが流れ着きます。何年間に渡って拾っても、ゴミは無くなりませんが、拾わないと堆積する一方なのです。

人間が排出したゴミを汀から回収することは、湖水の汚濁や化学物質の混入を防ぎます。さらに、水生植物帯の保全ができて生物相を豊かにします。それが安全で安心な水の確保に繋がります。我々、防塵挺身隊の活動の原動力、目的はここにあるのです。

今回回収されたゴミは、一般ゴミを土浦市環境衛生課様が、粗大ゴミや危険物は霞ヶ浦河川事務所様がその処理を引き受けて下さり、ゴミの処理は適正に行われました。

大勢で参加くださいました土浦市環境保全課と土浦市環境基本計画推進協議会の皆様、そして毎回参加くださいます高橋建設株式会社の皆様、誠にありがとうございました。最後に、ご支援ご協力下さいました皆様に心より御礼、そして感謝申し上げます。

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