第110回 防塵挺身隊 活動報告書 - 特定非営利活動法人 水辺基盤協会
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活動レポート

防塵挺身隊

第110回 防塵挺身隊 活動報告書

  • 日 時 :2024年3月16日(土) 午前9時00分~12時
  • 集合場所:霞ヶ浦田村地先 土砂置場
  • 清掃場所:土浦市田村湖岸線
  • 参 加 費:500円
  • 参加人数:58名(軽トラック2台、2tダンプ1台、移動トイレ1台、長熊手10本、ゴミ回収バケツ20個、フェイスガード15個、ウェーダー5着、ライフベスト5着、鈎棒5本、工具一式)
  • 回収したゴミの量:可燃ゴミ(45リットル袋) 77袋(ペットボトル37袋1850本を含む)
  • 不燃ゴミ(45リットル袋) 17袋(缶10袋と瓶4袋を含む)尚、栄養ドリンク瓶は90本を回収。
  • 粗大ゴミ タイヤ6本、木製パレット1台、電話機1台、ヘラ台2個、ポリタンク2個、エビ巣5本、折りたたみ自転車1台、釣り竿2本、卓上コンロ1台、一斗缶1個、掛け時計1台、オイル缶1個、テレビ2台、座椅子1台、リール2台、パイプ椅子2脚、木製看板2個、ビニール傘1、突っ張り棒2本、畦板2枚、畦波板11ロール、薬瓶3本、カセットストーブ1台、カキ殻大型桶半分、ドライヤー2台、
  • 協 力 :国土交通省霞ヶ浦河川事務所、国土交通省霞ヶ浦導水工事事務所、土浦市環境衛生課、土浦市環境保全課、土浦市環境基本計画推進協議会、高橋建設 株式会社、天海建設 株式会社、    株式会社 伊藤建設、株式会社 二輝建設、株式会社 緑エンジニアリング
  • 賛 助 :茨城県企業連携NPO活動支援事業・茨城トヨタ自動車NPO活動支援事業

 

 

■第110回 防塵挺身隊 活動報告書■

2024年3月16日(土)、防塵挺身隊が土浦市田村の湖岸線に出動しました。ここは車窓からポイ捨てされるゴミが後を絶ちません。そこでポイ捨て防止の啓発を込めての清掃活動を行いました。

3月3日(日)に霞ヶ浦北浦地域清掃大作戦が敢行されたことで、ゴミは少ないのでは? と予想しましたが、なんのなんの蓋を開けてみれば、溢れるほどのゴミがありましたね。それは、清掃をした場所に、新たなゴミが捨てられていたからです。これがいまの日本人です。慎ましさや奥ゆかしさがないのですしょうね。

午前8時30分には、今回の駐車会場となる土砂置場の門が開けられている筈でしたが、任務をお願いした西嶋上等兵が集合場所を間違えて、霞ヶ浦河川事務所の方に開けて貰うと言う不始末からのスタートでした。

今回も土浦市環境基本計画推進協議会様から10名の方のご参加をいただき、総勢58名による清掃活動が始まりました。清掃範囲は田村川の横にある公衆便所から自然再生のA地区の区切りまでにしました。その距離、およそ1.5㎞ほどです。

田村川から田村の船溜まりまでは広いヨシ原が広がり、人の歩行を困難にします。また、自然再生A地区は、ノイバラやヤナギの藪で人を遮断しています。これらのエリアに立ち入り、ゴミを回収して行く活動は容易ではありません。が、防塵挺身隊に参加している面々はこの困難に立ち向かい、不可能を可能して行ったのです。

今回も土浦市のゴミ袋に入ったままのゴミなど、心無い人たちによる不法投棄ゴミが沢山ありました。また、外国人による不要な家財の投棄も見受けられました。農家による農業用波板の不法投棄が多数ありました。流域住民のマナーや道徳心が問われる事態です。

今回も放棄したヘラ台座が多くありました。魚釣りを楽しむ人は、そこに人跡を残さないのがルールであり、次の人へのマナーであります。呉ぐれもヘラ台座の放置や放棄は止めてください。釣り場の残すのは楽しい思い出だけです。

今回もペットボトルの回収量が前回よりも増え、前回の1800本を超える1850本でした。これはいけませんよねぇ。飲料水メーカーの皆さん、是非にペットボトルの回収最善策を講じてくださいませ。

回収されたゴミは、手際よく分別されて行きます。土浦市環境基本計画推進協議会の皆さんによる人海戦術が奏功しました。為せば成る、成さねば為らぬ何事も、為さぬは人の成さぬなりけり。上杉鷹山先生のように頑張りましょう!

流域住民が投棄したゴミや身勝手な釣り人が放置した釣り竿や釣り台の他に、ペットボトルや空き缶など食品関係のゴミが目立った清掃活動でした。特に発泡酒の空き缶が多かったです。と言うことは、酒酔い運転ですか?

今回ご参加下さった58名の皆さんは、防塵挺身隊の面々はもちろん、国土交通省霞ヶ浦河川事務所と霞ヶ浦導水工事事務所、土浦市環境保全課、土浦市環境基本計画推進協議会、高橋建設(株)、天海建設(株)、(株)伊藤建設、(株)二輝建設、(株)緑エンジニアリングの皆様でした。行政と企業、そして市民団体の三者が一体になって行っている霞ヶ浦の湖岸清掃、110回目の防塵挺身隊が無事に終了しました。

僅か3時間弱の活動で、大量のゴミを湖岸から回収することができました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

私たち防塵挺身隊の活動は、参加された皆様のご支援とご協力があればこその活動です。また、大量に回収されたゴミの処理を活動場所の土浦市様や霞ヶ浦河川事務所土浦出張所様に処分していただけることで、初めて完遂出来ます。ご協力戴きました皆様に、心から感謝申し上げます。

それにしても、道徳観のない人が多いですね。公共の場にはゴミを捨てない、と言うのと同時に、目に付いたゴミは拾って処理をする・・・こんな簡単なことを一人ひとりが心掛け、続けるだけでゴミは確実に減少し、無くなります。ゴミのない霞ヶ浦を目指して、私たちは目の前にあるゴミを拾います。ゴミのない美しい霞ヶ浦を後世に残したいからです。

今回回収したゴミは、一般ゴミを土浦市環境衛生課様が、粗大ゴミや危険物は霞ヶ浦河川事務所土浦出張所様が処理を引き受けて下さいました。また、毎回ご参加くださりゴミ運搬用のダンプカーをご提供くださいます高橋建設(株)の皆様、軽トラックをご用意くださいました(株)二輝建設の皆様、移動トイレをご用意くださった(株)伊藤建設様の皆様、誠にありがとうございました。

最後に、ご支援ご協力下さいました皆々様に心より御礼、そして感謝申し上げます。

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