第104回 防塵挺身隊 報告書 - 特定非営利活動法人 水辺基盤協会
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活動レポート

防塵挺身隊

第104回 防塵挺身隊 報告書

2023年3月18日(土)、104回目となる防塵挺身隊が、土浦市大岩田の湖岸線に出動しました。コロナ禍の制限も緩和されつつありましたが、マスクの着用や手指の消毒、ソーシャルディスタンスなどの予防を施しつつ、防塵挺身隊が土浦市に出動しました。

この地は、昨年のカスミクリーン&ピースや3月初めの霞ヶ浦・北浦地域清掃大作戦の開催などがあり、陸域のゴミはそれほど多くはありませんでしたが、「いつも誰かがゴミ拾い!」を行動することで、ゴミの不法投棄やポイ捨てが減少します。そんなこともあって防塵挺身隊は出動しました。

湖岸道路から見る限りはそれほど目立ったゴミはありませんでした。ところが、実際に湖岸線に降り立って拾い始めると、想像以上のゴミの量に参加者の皆さんはビックリされていました。また、河川からの漂着ゴミも多く見受けられ、何年経ってもゴミは減らないのだなぁ・・・を感じました。

霞ヶ浦の水は流域住民の飲料水に使われています。また、投棄されたゴミは流れ流れて太平洋へと流れ出ます。海洋プラスチック問題が大きくクローズアップされている昨今です。ゴミの不法投棄防止のより一層の注意喚起が必要だと思いました。

生憎の雨降りでしたが、集合時間の9時には全員が集まっており、挨拶を終えると早速清掃場所の説明です。湖岸道路の延長線だと1㎞弱の清掃範囲です。ゴミの多くは、霞ヶ浦と湖岸道路の間の浜や立木の藪などに取り残されていました。また、水際のヨシの中にもゴミが多くありました。ゴミの回収と分別には手を焼きましたが、時間通りに活動を終了することが出来ました。

第104回の防塵挺身隊in土浦大岩田にご参加下さった43名の皆様は、防塵挺身隊の面々に加えて、国土交通省霞ヶ浦河川事務所と霞ヶ浦導水工事事務所、高橋建設(株)、天海建設(株)、(株)伊藤建設の皆様でした。行政と企業、市民団体が三位一体になって、霞ヶ浦の湖岸清掃を行ったのです。今後もこの活動を続けて参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

大雨の中での僅か2時間弱の清掃活動でしたが、大量のゴミを湖岸から回収することができました。私たち防塵挺身隊の活動は、参加された皆様のご支援とご協力があればこその事業です。今回回収したゴミは、一般ゴミを土浦市環境衛生課様が、粗大ゴミや危険物は霞ヶ浦河川事務所様が処理を引き受けて下さいました。ありがとうございました。

最後に毎回のご参加とゴミ運搬用のダンプカーをご提供いただきました高橋建設(株)の皆様、地元の企業である天海建設(株)の皆様、移動トイレをお持ちくださった(株)伊藤建設の皆様、誠にありがとうございました。ご参加ご支援など、ご協力下さいました皆々様に、心より御礼、そして感謝を申し上げます。

ゴミのない美しい霞ヶ浦を後世に残すために、私たちは目の前にあるゴミを拾います。

 

 

  • 日 時 :2023年3月18日(土) 午前9時00分~12時
  • 集合場所:土浦市大岩田 スーパー護岸前の緩傾斜
  • 清掃場所:土浦市大岩田
  • 参 加 費:500円
  • 参加人数:43名(軽トラック1台、2tダンプ1台、移動トイレ1台、長熊手10本、フック5本、ゴミ回収バケツ25個、フェイスガード15個、ライフジャケット5着、工具一式)
  • 回収したゴミの量:
  • 可燃ゴミ(45リットル袋) 73袋(ペットボトル12袋600本を含む)
  • 不燃ゴミ(45リットル袋)  6袋(缶2袋と瓶2袋を含む) 尚、栄養ドリンク瓶は60本を回収。
  • 粗大ゴミ ブラウン管テレビ2台、冷蔵庫の扉1枚、買い物籠4個、一升瓶ケース1個、衣装ケース1個、タイヤ3本、木製の台1個、境界杭3本、ポリタンク1個、フロート1個、レンコン用ソリ1個、エビ漁礁用エビ巣8本、看板用木版2枚

 

  • 協 力 :国土交通省霞ヶ浦河川事務所、国土交通省霞ヶ浦導水工事事務所、
  •  土浦市環境衛生課、高橋建設株式会社、天海建設株式会社、株式会社伊藤建設
  • 賛 助 :茨城県企業連携型NPO活動支援事業
  •      日東電気グループNPO活動支援事業
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