植生浄化施設の維持管理2021年0327号
2021年3月27日(土)、清明川河口の植生浄化施設の
維持管理と生き物調査を行いました。
この日に参加してくれたのは、武江健二、斉藤憲治、金澤一嘉、
大室北洋、大室昭子、古田浩徳、堤 定一、金子 勝、望月崇光、
西嶋武寛、吉田幸二、吉田圭子の総勢12名による活動でした。
午前中は施設のコンクリート平場に堆積した泥の除去と、
導水路側への移動、草刈り、イバラ切り、迫り出したヤナギの木の伐採、
蔓延った根の削除を行いました。
さながら荒れ地を開墾するような作業でした。
汗だくヘトヘトになった甲斐があって、
平場に堆積した泥は最下流の950m地点から800mまでの区間で、
完全に除去することができました。
こんな風に角スコップで堆積した土を起こして、
導水路の脇へと移動します。
草やイバラの根が張っていて剥がすのも運ぶのも一苦労です。
でも、頑張ればここまで出来ます。
いやぁ~、頑張りましたねぇ。
さすが少数精鋭です。
考えるよりもまず行動・・・これがNPO水辺基盤協会のモットーですから。
午後からは生き物調査を行いました。
水路内に棲息している生き物の調査です。
どんな生き物がいるのか? どれくらいの数いるのか?
そんなことを調査して流れる水が作り出す効果の検証です。
ところが、水がないのです。
辛うじて900m地点までは少しばかりの水があるのですが、
その先は水が殆どなく、干上がっている状態でした。
300m地点ではほとんど泥の状態です。
サギなどの鳥類や哺乳類の足跡が見られます。
食べられちゃったのでしょうね・・・魚たち。
それでも水のある900m地点を中心に生き物を捕獲しました。
また、最上流の比較的水深のあるエリアでの捕獲も行いました。
捕獲したデータはまたこの次にでも!
水のない原因は・・・ポンプが動いていないのです。
そのために、導水路の水が干からびてしまったのですね。
ポンプの不稼働の原因は判りません。
ポンプの故障なのか? 電源が落とされたのか?
原因不明のまま、導水路での命の再生は終わってしまうのでしょうか?
さて、さて、どうなるものか・・・誰にも判りません。
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