■ 第88回 防塵挺身隊 報告書 » date : 2019/05/06  

2019年4月13日(土)、88回目となる防塵挺身隊が
阿見町島津の湖岸線に出動しました。
阿見町は今年の9〜10月に茨城ゆめ国体のセーリング会場となるので、
その前にゴミのない湖岸を構築すべく、防塵挺身隊の出動となりました。

なんと今回は2019年度の初っ端の活動であり、
同時に平成最後の湖岸清掃となりました。

阿見町島津の湖岸線はヨシ原が深く、
また岸辺にはヤナギや野イバラなどの植物が繁茂して、
人々の立ち入りを拒んでいるようです。

そんな場所での活動ではやはりウェーダー部隊が活躍です。
湖側からヨシの中に入り込んだゴミを回収します。
植物と戦うのではなく、そっと静かに攻撃を仕掛けるてぇ寸法です。
もちろん、陸上からの攻撃には長熊手を使って仕掛けます。
覆い茂った植物の下に熊手を挿し入れてゴミを回収します。
こうすれば人間が怪我することがありません。

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築堤の上から見ると、それほど大量のゴミは見られませんでしたが、
拾い始めると次々にゴミが運ばれてきます。
不法投棄された建築廃材がゴミの収集に拍車をかけました。

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44名の参加者は、島津小公園から新屋敷機場までの1.3kmの湖岸線のゴミを
黙々と回収しました。
その数、可燃ゴミが45ℓの袋に116袋、不燃ゴミが12袋、
粗大ゴミとしては冷蔵庫、ポリタンク、テレビの枠、ガソリンタンク、
消火器などが回収されました。

民家から離れていることもあって、
島津の湖岸線には心ない人たちによるゴミの不法投棄が毎年行われています。
少なくても国体までの期間は、見廻りの強化徹底を図るべきです。
もし、不法投棄を見つけてもその場で注意をするのではなく、
車のナンバーや特徴をしっかりと把握して、警察に通報することが大事です。

この日、水中の清掃活動を行っていたメンバーが、
貴金属の入ったバッグを拾い上げました。
すぐに警察に連絡をし、事後処理を適切に行いました。

この日は沢山のタイヤを拾い上げたと同時に、
数個のダイヤも拾い上げたのです。持ち主に返ることを祈ります。

今回の清掃地区には、清明川河口から新屋敷機場まで続く
植生浄化施設も入っていました。
2017年9月末から稼働した、この地区の守護を示唆しているような活動でした。
水路が生み出し、育む多種多様な生物を期待し、
88回目の防塵挺身隊は無事に終えることが出来ました。

人間が排出したゴミを回収することで、湖水への化学物質の混入が防げます。また、水生植物帯の保全ができます。
さらに、水を動かすことが新たな生命を育み、水に命の輝きを与えます。
安全で安心な水の確保こそが、防塵挺身隊の活動の根本であり、動力源です。

今回回収したゴミは、一般ゴミを阿見町町民生活部廃棄物対策課様が、
粗大ゴミや危険物は霞ヶ浦河川事務所様が処理を引き受けて下さいました。
また、回収した80本のエビ漁礁の残骸は、
茨城県の霞ヶ浦北浦水産事務所様で回収処理をしていただきました。
行政のご協力を得て、ゴミの処理が適正に行われましたことをご報告申しげます。

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最後に、毎回参加くださいます高橋建設(株)の皆様、大変にご苦労様でした。
ご協力、ご支援下さいました皆様に心より御礼、感謝申し上げます。

» category : 防塵挺身隊 レポート ...regist » 2019/05/06(Mon) 06:22