■ 第82回 防塵挺身隊 報告書 » date : 2018/05/01  

2018年4月14日(土)、今年四回目で新年度初の活動となる第82回 防塵挺身隊が、土浦市田村の湖岸線に出動しました。

先月、自然再生B地区での野焼きの帰り道に、車窓からのポイ捨てゴミが余りにも酷かったので、ゴミがゴミを呼ぶ負の連鎖を断ち切るための活動でした。
しかし、翌日に霞ヶ浦マラソンを控え、築堤の天端から見えるゴミは
きれいに回収されており、ちょいと面喰いました。

が、そこはさすがの土浦地区です。ヨシ原を分け入って水際まで行くと、
大量のゴミがあるではありませんか! 
前回おこなった清掃場所から、ちょいと土浦市内方面に向かった場所には、
手付かずのゴミの宝庫がありました。

この地区での清掃活動は、
2017年2月と3月の第74回と75回の防塵挺身隊で行っていましたが、
余りにもゴミが多くて全部は拾い切れていなかったのです。
一昨年の台風の痕跡はいつまでも残っていたのです。


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漂着ゴミの殆んどがビニール袋だったり、ペットボトルだったり、
空き缶や瓶など人間が排出したゴミです。
さらに、農業用の肥料袋や農薬のボトル、医療廃棄物の注射器や薬瓶でした。


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このゴミを回収することで、湖水への化学物質の混入を防ぎ、
水生植物帯の保全が確保でき、霞ヶ浦の水質が浄化されます。

当日現地に集まってくれたのは、霞ヶ浦河川事務所様、霞ヶ浦導水工事事務所様、
土浦市環境保全課様と土浦市環境基本計画推進協議会様、高橋建設(株)様、
そして我等が防塵挺身隊の面々38名でした。


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今回の清掃活動の主旨やエリア、活動方法などを一通り説明した後、
参加者は湖岸線へと向かいました。
4月の活動は天候に恵まれ、暑くも寒くもない丁度良い陽気でした。
参加者は手に手にゴミ回収バケツや数十枚のビニール袋を持って、
湖岸線へと進んで行きました。

さて、今回の成果ですが、土浦市田村の湖岸線200m程のゴミ拾で、
回収されたゴミの量は、可燃ゴミ130袋、不燃ゴミ26袋、栄養ドリンク瓶630本、
タイヤ4本、エビ漁礁30本、TV2台、テレビ台、ベビーベッド1、椅子1、炊飯器2、
ポット1、プロパンボンベ1、ポリタンク1本、船の残骸1、ゴミ箱1、ヘルメット2、
工具箱1、電話機2、水筒1、レンコンソリ1、車の部品1、プランター3、
漁業用浮標1個、パレット1、幟ポール4、レジ籠1、プラスチックボード1、
丸太10本等でした。

これらのゴミの殆んどが、霞ヶ浦湖畔や流入河川域に投棄され、
風波によって流れ着いたゴミです。
そこで、流域の住民が霞ヶ浦を守る気持ちを今まで以上に強く高く持つことで、
これらのゴミが減少し、霞ヶ浦の水質浄化を推進するのです。
一致団結してゴミの流入を防ぎましょう!

今回、湖岸から回収したゴミは、一般ゴミを土浦市環境衛生課様が、
粗大ゴミや危険物は霞ヶ浦河川事務所様がその処理をお引き受け下さいました。
行政によるご協力を得て、ゴミの処理は適正に行われました。

私たちの清掃活動は、化学物質などの人工的なゴミだけではなく、
湖岸に流れ着いた全てのゴミを回収処理しています。
今後も霞ヶ浦の湖岸清掃・防塵挺身隊の活動は続いて行きます。
変わらぬご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。

清掃活動終了後は、霞ケ浦環境科学センターにて反省会を行いました。
回収したゴミの処理を土浦市環境衛生課様と霞ヶ浦河川事務所様が
引き受けて下さったので、参加費は反省会での昼食と傷害保険料に充当しました。
ありがとうございました。

最後になりましたが、高橋建設(株)の皆様には我々の活動を御理解いただき、
毎回のご参加、並びに車輌などのご協力を戴き、誠にありがとうございます。
今後とも変わらぬご支援のほどをお願い申し上げます。


<参加費徴収の意味>
防塵挺身隊では、毎回参加者から500円の参加費の徴収を行っています。
それは、一回目の土浦市蓮河原での活動の時に、ゴミ処理費用が一体幾ら掛かり、
一人がどれくらいの金額を負担すれば、ゴミの処理が可能かを検討した結果でした。
その後も潮来市や阿見町などで防塵挺身隊が拾い集めたゴミの処理費を支払い、
平均的な処理費用を換算して算出した金額から500円を設定しました。
この金額があれば、万が一に行政側によるゴミ処理の支援が得られなくても、
ゴミを適正に処理することが出来ます。大切なことはゴミを拾うと言う活動と同時に、
拾い集めたゴミをどのように処理するかです。
ゴミ処理を行政や企業に押し付けるのではなく、
自分たちの行動に最後まで責任を持つ・・・これが一番だと考えます。

<参考資料として>
防塵挺身隊では毎回、45ℓの容積のゴミ袋を使っています。
この袋の中には大小のペットボトルが約50本入ります。
今回、ペットボトルだけで30袋と言うことですから、
約1500本のペットボトルが回収され、適正に処理されたことになります。
» category : 防塵挺身隊 レポート ...regist » 2018/05/01(Tue) 23:21