■ 第69回 防塵挺身隊 報告書 » date : 2016/04/03  

2016年3月26日(土)、防塵挺身隊による霞ヶ浦の湖岸清掃が、
参加者27名によって土浦市沖宿の湖岸線で開催されました。

彼岸も過ぎて暖かさが増す日々を想像していましたが、
ここ数日は天候の急変で寒の戻りの寒さでした。
それでも当日は弱風の穏やかな天候で、
参加者の日頃の功徳を示唆しているかのようでした。

土浦市沖宿の湖岸線清掃は、
2011年3月11日の東日本大震災の約一ヶ月後の4月16日が最初の活動でした。

湖岸には被災し、破壊された家庭用品が投棄されていました。
心ない人たちによる湖岸への不法投棄を防ぐために、
防塵挺身隊はすぐに活動を始めたのです。

その後、このエリアも清掃重要地点として防塵挺身隊の活動拠点に組み入れ、
年に一度の割合で活動を行うようになっており、今年で5年目になりました。

今回は自然再生B地区の島周りと沖宿第一機場から第二機場、
さらにその先の沖宿船溜までの1.2kmの区間の清掃を行いました。


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今回もウェーダー班が、ジョンボートと大型バケツを持って入水して
島へと渡っての清掃活動です。
空き瓶や空き缶、ペットボトルなどはもちろん、
風波で漂着したあらゆるゴミを回収しました。
大きなゴミでは冷蔵庫や古タイヤなどがありました。

一方、第一機場から沖宿船溜まどの清掃活動では、
築堤のノリ面の草刈りが行われており、
今まで藪の中で眠っていた古いゴミも回収することが出来ました。


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この周辺は土手道を通る車からのポイ捨てが目立ちました。

私たちの活動では、霞ヶ浦に投棄されているゴミを水際や水中から回収し、
水通しの良いゴミのない環境作りをしています。
この活動が、健康な霞ヶ浦を造る礎の一つであると信じています。

ゴミのポイ捨てを防止するのは、より多くの流域住民が霞ヶ浦への関心を持ち、
霞ヶ浦への監視の目を絶やさないことです。
人々の目が不法投棄を防ぎ、ゴミをなくすことに繋がります。
今回の活動もそんな啓発への一石を投じたのでは……と考えております。

今回回収されたゴミの量は、可燃ゴミが45ℓの袋に81袋で、
うちペットボトルが17袋でした。
不燃ゴミは23袋で、このうち缶が12袋で瓶が8袋でした。
瓶ゴミの中には栄養ドリンク瓶も多く、今回は210本以上が回収されました。
粗大ゴミや危険物ゴミでは、タイヤや冷蔵庫、ソファー、サーフィンボード、ボートデッキ、
スノーボード、ビデオデッキ、軽量ブロック、割れた瓦などのガラの他に、
漁礁用の網や係留用のロープなどがありました。

僅か2km弱の距離にこのゴミの量です。
霞ヶ浦の湖岸線約130km分の2kmですから、いわずもがなです。
でも、何が出来るか? を考えるのではなく、
何をするか! が私たちの活動の基本姿勢ですので、
今後も諦めることなく戦い抜きます。

拾い集めた塵芥は、一般ゴミを土浦市環境衛生課に回収処理をして戴き、
粗大ゴミやリサイクルゴミは霞ヶ浦河川事務所土浦出張所にて処理して戴くことで、
今回も無事に清掃活動を終えることが出来ました。

清掃活動終了後は、霞ケ浦環境科学センターにて反省会が行われました。
反省会の最後には、4月16日の開催される第70回防塵挺身隊の案内が告げられ、
解散となりました。


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第69回 防塵挺身隊 報告書
●日 時 :2016年3月26日(土) 午前9時〜12時30分
●集合場所:土浦市 沖宿第一機場前
●清掃場所:土浦市沖宿湖岸線
●参 加 費:500円
●参加人数:27名(軽トラック3台、ゴミ回収バケツ15個、ジョンボート1隻、長熊手10本、
フェイスガード25個、ロープ一式、工具一式)
●回収したゴミの量:
 可燃ゴミ:(45ℓ袋)81袋(ペットボトル17を含む)、
 不燃ゴミ:(45ℓ袋)23袋(缶12と瓶8を含む)
 尚、栄養ドリンク瓶は210本以上を回収。
 粗大ゴミ:古タイヤ7、ヘルメット2、ソファー2脚、バイク外装1、冷蔵庫1、ポリタンク5、
      ビデオデッキ1、スノーボード1、サーフィンボード1、ボートデッキ1、
      電子レンジの枠1、ストーブ用灯油タンク1、軽量ブロック8、ロッド2、
      割れた瓦などガラ5、漁礁用網1、係留用ロープなど。

●協 力 :国土交通省霞ヶ浦河川事務所、国土交通省霞ヶ浦導水工事事務所、
     土浦市環境衛生課 

●助 成:(公財) 河川財団 河川整備基金

» category : 防塵挺身隊 レポート ...regist » 2016/04/03(Sun) 00:15