第24回 防塵挺身隊 2008 開催リポート
報告:吉田幸二
第24回 防塵挺身隊 2008 開催リポート
報告:吉田幸二
2008年11月15日(土)、24回目の防塵挺身隊活動が、
霞ヶ浦は蓮河原湖岸と桜川河口を主会場に開催されました。
午前9時の集合時間には、ボート4隻を含む総勢29名の人々が
土浦市の霞ヶ浦河川事務所土浦出張所霞ポートに集合し、
湖岸の清掃に従事いたしました。
9月に開催した23回防塵挺身隊で回収しきれなかったゴミに加え、
その後の雨による漂着ゴミが山積みになって、
水辺のゴミ回収の困難さを露骨に表わします。
しかし、今回も霞ヶ浦河川事務所、霞ヶ浦導水工事事務所、
さらには常陸河川国道事務所の管理のプロに加え、土浦市環境保全課、
霞ヶ浦市民協会、ワールドバスソサエティー、
そして、今回よりご協力いただいたラクスマリーナの皆さんによる
力強いご支援と、NPO水辺基盤協会防塵挺身隊の隊員の活躍で、
沢山のゴミを拾い集め処理することができました。
毎回驚かされるのが農薬の容器や、医療廃棄物が
水辺に捨ててあることです。さらには、オイル缶や電化製品など、
明らかに住民が捨てたものの多さです。
特に今回は、身の毛もよだつほどの量の注射針が回収されました。
また、水道水として使用されている霞ヶ浦に、農薬の容器が
多いことも信じられない光景です。
私たち人間が、自らの手で自らの首を絞めている現実に、
多くの市民の皆さんに気づいて欲しいと思いました。
今回の活動を無事に終了できましたのは、
霞ヶ浦を管理している霞ヶ浦河川事務所を始めとして、
霞ヶ浦に関わっている行政や団体、
企業の皆さんからのお力添えがあればこそです。
今後も多くの皆さんと心を一つに、霞ヶ浦の水質浄化を
推進していく水辺の清掃活動を継続して行きたいと思います。
変わらぬご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
■主催
■主協賛
■その他協賛
■後援
■参加人数
29人
■ゴミ回収量
可燃ゴミ:45リットルゴミ袋67袋
不燃ゴミ:0リットルゴミ袋0袋
空き缶ゴミ:45リットルゴミ袋7袋
空きビンゴミ:45リットルゴミ袋11袋
ペットボトル:0リットルゴミ袋0袋
粗大ゴミの回収量:粗大ゴミ2トントラック2台分(流木を含む)
(洗濯機:1台 タイヤ:7本)